フロムソフトウェア主催AC2公式大会滋賀大学予選会
開催日時:2001年1月28日
開催場所:滋賀大学大津キャンパス
参加者:闇鴉
レギュレーション:
タイム五分。マップランダム。画面分割対戦。リミッターカット可。強化人間・基準違反機体不可
3機による総当たり戦で、二本先取したものの勝利。右腕武器、脚部、武器腕、エクステンション、インサイド、肩装備の重複不可。ただしエクステンションは「バックブースター」「降下ブースター」「迎撃系」「追加発射系」にカテゴリ分けし、同じカテゴリに含まれるパーツは同一パーツであるとみなす。同様にインサイドは「デコイ」「爆雷」「その他」にカテゴリ分けする。肩装備は2機体まで重複可能だが3機体に重複させてはならない。両肩に同じ装備を施すことは可能。
なお特別ルールとして、バックブースターを装備した重量二脚機体はキーコンフィグをデフォルトで使用し、Lキーは左手、Rキーは右手でしか操作してはならないものとする。
レポート執筆者:闇鴉
さて、はじめてのAC2大会参加です。むちゃくちゃややこしいレギュレーションですが、まあ要するにパーツ重複禁止の3機総当たり戦です。ジェネレーターやブースターが重複可能な分、楽といえば楽。確かに問題となるのはほとんど武装の問題だけですもんねぇ。
あと特定の機体だけキーコンフィグまで限定するのはどうかという気がしましたが……まあいいか。
その日は朝から夜だった。嘘です。ちゃんと朝でした。
ともかく死ぬほど寒い中、私鉄・JR・バスと乗り継いで滋賀大学のキャンパスへ。途中間違えて琵琶湖の西を回る列車に乗ったりしたが、なんとか待ち合わせジャストくらいに到着。クラウド風に髪かきあげて「約束の時間に遅れたようだ」とか……言わないけどね(笑)
「闇鴉です」
「あ、どうも。わざわざ大阪から」
「いえいえ」
ほほう。この人が主催者のぎゃらさんか。で、とりあえず集まった一同、ぎゃらさんの案内でキャンパス内へ。会場となるのは「化学学習室」……生化学系の簡易実験室のようですね。ホルムアルデヒド40%溶液につけられたあやしいキノコとか変な生物とかにかこまれて着々と進む大会準備。なんだかビデオの準備してるみたい。
「本来はここでフロムさんの社員による参加者確認が行われるんですが、今日、ここも含めて全国7カ所で同時に大会が行われてるらしく、人手が足りないため急遽ビデオによる確認となりました」
なに、7カ所とな。つーか今になって(笑) 参加者がいまいち伸びなかったからフロムさんあせってるみたい。まるで試験前に徹夜するとっぽい男子高校生のようだ(笑)
などと一人にやにやしている(爆)と、突然声をかけられました。
「あ、どうも。一回戦であたるwiddowですガッツンコ」
「これはどうも。へっぽこ闇鴉です」
ごめんみんな。会話には脚色はいってるよちょっとだけね。なんでwiddowさんが「ガッツンコ」とか言ってるかというと、周りの人に「虫」って呼ばれてたから。メガトロン様万歳。
「私へっぽこなんですよ〜」
「え、だってぎゃらさんが『チーム内筆頭の人だ』って言ってましたよ」
すまん、それは管理人だから一番上に名前載ってるだけだ(汗) 腕前はほんとへっぽこなんだよ、信じてくれよ。
それから一同の機体確認の作業に入りました。ちなみに私の機体は、BB中量二脚ハングレの「ペンユウ・飛(フェイ)」(ペンユウ弐の武装を変えただけ)と、両腕グレネード+追加弾倉×2の重量逆関節、それから1000マシンガン+四連ミサイルの一般的中量二脚でした。
案外みんなの機体で多かったのが両腕グレネード。やはり一撃必殺の威力は魅力的だ。それからステルス使用者が結構多かった。他にも三機に両肩垂直ミサ、コンテナミサ、核ミサ×2をそれぞれ装備させてる人も。なるほど、迎撃を一機にしか装備できない今回のレギュなら、少なくとも2機には脅威を味わわせることができるって寸法ですな。うーんグッド。
さすがに火炎放射器ユーザーとかキャタピラ剣豪とかはいなかったなぁ。シールド使ってる人も少ない。というか見かけなかった。左腕が死荷重の人さえいたのにねぇ。
ちなみに、ハンドグレネードやカラサワやEスナが多いのは当然なので省略。
さて、Bブロックのこけら落としは私とwiddowさんの対戦。あー緊張するー。
「対戦ステージは……『廃棄道路』!」
ぎゃらさんが引いたステージカードには「アバンダンド・ハイウェイ」の文字が。今思うと小説のタイトルにできそうだよなこの名前。
しかし廃棄道路か。それなりに広いし、BB機体で行けそうだな。ええい、使えるときにつかっとけ。てなわけで最初の機体は「ペンユウ・飛」に決定。
と思ったらwiddowさんも同じ事を考えていたらしく、重量ハングレ機体でいらっしゃいました。ひー!
試合開始。とりあえず横ジャンプしながら様子見。ロックオンしてー、うつべし!
ひょーん。あ、かわされた。と思ったら
ごばーん!
ああっ、被弾!! うーむ。手玉にとられておるのう。その後2,3発グレネードを当てることはできたものの、あっさり敗退。ああ無常。
そして第二回戦。つぎのステージは、よりにもよってエムロード空母。
空母・・・グレネードの反動で海に堕ちてくれたらいいなー。とか畜生なことを考えつつ背水の陣へ。使用機体は武器腕グレネード。widdowさんは唐沢でした。
ぼばーん。ぼばーん。ぼばーん。
「あっ、もっと近づかないと」
ぼばーん。ぼばーん。ぼばーん。ずどどどどど。
ぎゃらさんのアドバイスも虚しく、一発も攻撃を当てられないまま完敗。だから言ったじゃんようへっぽこだって(汗)
というわけで、わたしの冬は終わったのでした・・・あー!!なさけねー!!
ちなみにwiddowさん、そのまま勝ち抜いてなんと優勝されました。おめでとうございます。わたしはチーム筆頭じゃないですよ〜、他に強い人たくさんいるんだよ〜、誤解しないでよ〜(泣)
おねがい、大阪近くの人おねがいだから対戦相手になってください(泣)
もう少しくらいは強くなりたいよう・・・隊長の台詞かよこれ(笑)